小学生時代は公務員だった父が所有していたOASYSで遊び
中学生時代はFM TOWNSでF-BASIC386を遊び尽くし
実家の暖房機はホットマンで
PC-9821を所有していた頃も何故かFMV-TOWNSのゲームパッドを使用(D-Sub25pinだった)
最近までキーボードはbuffaloの一番安いものを使っていた。
キー配置に癖がなく打ちやすく、ストロークも好みだった。
しかしプログラマーを本職として幾年、プロフェッショナルが安物を商売道具にしていいものか?と思い、キーボードくらいは贅沢してもいいかな、と、又、職場でサイレントマウスを使ってみたらなかなか良かったので、キーボードも静かなのがいいなと思って(職場のDELLのキーボードが実にうるさかった)、キーボード選びをしてみた。
最初に買ったのはLogicoolのK120。
buffaloほどではないが、とにかく安い。使ってみると、確かに静かだった。
キーのタッチはペチペチといった感じ。お世辞にも心地良いとは言えない。
そして一番気に入らなかったのが、エスケープキーが普通のレイアウトから少し右側にオフセットしている事。ファンクションキーの位置も微妙にずれていて、ミスタイプ頻発。
タッチタイピングをしていてもエスケープキーとファンクションキーの位置は割と意識している。もしこの配置に慣れたら、一般的な配置のキーボードで違和感を感じる事になってしまう。このキーボードはすぐに使うのをやめた。
秋葉原でFILCOや東プレ、Happy Hacking(HHKB)も触ってみたけどどれもしっくり来なかった。
HHKBの安い方(Lite)のタッチは好みだったけど、HHKBは大学の頃BSDのマシンに付いていたけど、こんな使いにくいキーボードはなるべく使いたくないと思った。
慣れれば快適というのはわかるけど…必ずしも現場でHHKBが使えるとは限らない事を考えたら、HHKBの習熟にコストをかけてまで使いたいとは思わなかった。あとちょっと、ミーハーぽい人も少なからずいるのが嫌(全然打つのが上手じゃない人とか)。極めつけに、今のロゴはかっこ悪い。昔のHappy Hackingロゴはカッコ良かった。それはそれでミーハーぽいけれど。
そんな中、ストロークとデザインがなかなか良いと思ったのがエレコムのTK-DUX31(30)BK
タッチはいかにもラバースプリングという感じでクニャクニャしている。キートップも高めで長時間打っているとちょっと疲れる。
プリセットのボタンのLEDが隙間から漏れてて、安っぽいのがイマイチ。でも値段の割に打ちやすく特にキーの刻印がかっこいいキーボードだと思った(デザインはちょっと子供っぽい?)。
その後見つけたのが、画像のLibertouch。秋葉原のヨドバシにかなりくたびれた見本があったので打ってみると、これだ!と思った。FILCOや東プレとも違うタッチ。しかも大好きな富士通。迷わず注文。置いてある店が少ないのが寂しい。
しばらく自宅で使ってみたけど、本当に打ち心地がいいので、職場の分までこれにした。
残念な点:
- 清掃のため分解したら(※保証対象外になる)、分厚い鉄板の上に本当にメンブレンスイッチが付いていた。
メンブレン自体は普通の安物キーボードと何ら違いはない。耐久性が不安。実際、某レビューとかによると割と壊れやすい模様。
タッチは金属製のスプリングとラバーコーンで生み出しているので、何とかメンブレンじゃないスイッチにできなかったのかな?信頼性が上がるのであればもう少し高くても絶対買うけど。
ちなみに構造が複雑なので元に戻すのは結構大変です。 - 40%静音化という割に、打鍵音は結構うるさい。
- テンキー無しバージョンも欲しい。
- デザインが古臭い。
- 刻印も耐久性が無さそう。
気に入っている点:
- 打ち心地が格別。踊るように指が動く。
- 東プレほど高くない。
キーボードは好みによって評価が左右されるので、“これが最高”とは言い切れないけど、このキーボードのタッチは実に侮れない。
約半年使用しているけど、タイピングが速く正確になった気がする。