Project Flower ブログ

Project Flowerのブログです。

迷惑メールからの誘導

迷惑メールにアルファベットのデタラメな羅列のURLが記載され、誘導しようとしてくる事がある。

こういったURLへは興味本位で例えばネットカフェや、仮想マシンやTor等を使ってでもアクセスすべきではない。

URLがユニークである以上、送信したメールと紐付いている可能性がある。

だとすれば、誰かがデタラメに打って間違ってアクセスしてしまったという可能性は限りなくゼロに近い状態と言えるので、HTTPサーバにそのURLにアクセスした形跡があれば、メール受信者か、受信者が第三者に渡した事は推測する事ができてしまう。

例え悪質なスクリプト等はクライアント側でブロックできても、メールアドレスが利用されている(受信者が見ている)状態である事は知られてしまう。

 

もっとわかりやすく言えば、Aさんという人の郵便受けに入れたメモにしか書いていないはずの電話番号に、例えAさんではなくブラジルに住む見知らぬ人間から電話がかかってきたとしても(電話の場合は間違い電話の可能性があるが)、かけた人間はAさんの知人であったり、Aさんがバラした電話番号を取得した人物である事は推測でき、Aさんがメモを読んだ事は知られてしまう。

 

最近はYouTubeで“悪徳業者に×××やってみた”なんて遊び感覚の動画がよくアップロードされているが、手法の仕組みやリスクを理解してやっているのであればいいのだけれど。

【朗報】Libertouch復活【朗報】

www.fujitsu.com

国会議員は、国民の意見に沿ってこそ、国民は支持する。

メーカーは、消費者の望みに応えてこそ、消費者は支持する。

 

終息の理由が搭載IC等の終息であったというのはちょっと拍子抜けだった。

富士通のPC事業の売却を受けて富士通コンポーネントも撤退に向かうのではという不安があったが、とりあえず一安心。

良い製品をユーザーが手に入れる機会が約束されたのだ。

 

ブラックがないのが残念。又、標準で荷重は35gとなるらしい。旧機種の標準45gで特に不満なく使えているので少し気にはなるが、試しに35gに変えてみた時も違和感は感じられなかったので、気にするほどでもないかもしれない。

108キーでかな刻印なしが選べるのはよくわかってらっしゃる。

それにしても相変わらずまるで色気がない。(悪いとは言っていない)

 

Libertouchはとても気に入っているが耐久性には不安な部分があるので、現行機種としていてくれるのは大変ありがたい。

 

…とは言っても、Libertouchの終息が決まった時に予備用に1台購入してあるので、私がこれが必要になる時期はしばらく先かもしれない…。

Delphi / C++Builder Community Edition

待望の、と言うべきか。

Visual Studio Communityに続いて、Delphi / C++Builderの個人向け無償エディション(Professional相当)がリリースされた。

www.embarcadero.com年間売上が約50万を超える企業では利用できないから、実質個人向けだろう。

実は今、業務でこの開発環境(C++Builder Professional Edition)を利用している。

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拡大解釈

ラリー・ウォールによるプログラマの三大美徳は“怠惰・短気・傲慢”と言われている。

一方、プログラマと呼ばれる人の中で本当に優れたプログラマと思えるような人は業界の現場には滅多にいない。

  • 俺はメールをなかなか返信しない。怠惰なのはプログラマの三大美徳であり、俺はそれを実践している。俺カッコイイ。
  • 俺は他人にすぐキレる。短気なのはプログラマの三大美徳であり、俺はそれを実践している。俺カッコイイ。
  • 俺は人の言う事を聞かない。傲慢なのはプログラマの三大美徳であり、俺はそれを実践している。俺カッコイイ。

そもそもラリー・ウォールの三大美徳はプログラマつまりプログラムを書く者としての精神を表すものであり、人間性を示すものではない。それを拡大解釈して正当化しようとする凡才プログラマはいないだろうか。迷惑な話である。

結局のところ、この三大美徳を引き合いに出して自己を正当化しようとする人間にはろくな奴がいない。

現場でこれを取り上げても正しく解釈できる人間は多くはないので、下手に口にしない方が良いと思っている。

PF File search 2.12

2.12では以下の仕様変更を行っています。

サブフォルダがリパース ポイント(ジャンクション)であった場合でも、検索を実行する

Ver.2.9より不適切なリパース ポイントの構造によりサブフォルダ検索が無限ループに陥り、検索が中断してしまう問題があったため、リパース ポイントに設定されたサブフォルダの検索を行わないようにしていましたが、
根本的にリパース ポイントでそのような構造となっている状態が適切でないと考えられる事、又、工夫によりリパース ポイントを上手く使いこなしているユーザにとって不便となる事が考えられるため、リパース ポイントも通常のフォルダと同じように検索する事ができるようになりました。

但し、どうしてもスキップさせたい用途も考慮し、コマンドライン引数 /skipreparsepoint を指定する事で、スキップする事もできるようになっています。

終了ボタンでアプリケーションを終了しない

UIの応答停止や、操作タイミングにより、検索を中断させるために終了ボタンをクリックしたにも関わらず、アプリケーションが終了してしまう場合がありました。

終了ボタンにはアプリケーション終了の機能を持たせないようにしました。

これは、Windows 98と同様の動作です。

Escキーでアプリケーションを終了する

これもWindows 98と同様の動作です。

但し、Windows 98ではEscキーにより検索を中断させる事ができますが、PF File searchでは中断しません。前述の終了ボタン同様に、意図しないタイミングでアプリケーションが終了してしまう事を防ぐためです。

又、2.12.1.0では以下の改良を行っています。

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フェイルセーフ

まだWindowsが98あたりが全盛期だった頃、ウェブサイト巡回ツールなるアプリケーションを利用していました。

巡回するサイトはアプリケーションが管理するファイルに記録されていました。まあ、普通ですね。

当時私は学生かアルバイトか派遣社員で貧乏だったので、HDDは大して良いものを使っておらず、すぐに空き領域はギリギリの環境でした。
(今でもSSDを使おうと思うほど気持ちは裕福ではありません…)

そうした苦労から考え出したのがDisk list makerだったのですが、

Windowsは、と言うかファイルAPIの仕様だと思うのですが、ファイルを上書きする時に、既存のファイルの大きさを超えるような場合で、更にその超過分をHDDの空き領域に割り当てる事ができない場合、どのような挙動をするのかと言うと、

“既存のファイルを0バイトのファイルで上書きする”

というものでした。

お陰で度々大事な設定を闇に消し去られました。まあ、大事なものはバックアップしておけってのは今も昔も変わらないのですが、「つい」「うっかり」をやってしまうのが人間です。

先日、WinMergeでGitで管理されたファイルの編集をしていた時、突然OSがプツンと落ちました。

オーバークロックとかはしていないのですが、何しろ自作PCなので、恐らくはハード関係に起因するハングアップや突然の再起動はたまにあります。

で、再起動した後に編集途中だったファイルをもう一度開こうとしたら、ファイルがありません。

修復ツールで修復を試みましたが、既に別のファイルでセクタは上書きされていたため、修復もできませんでした。

幸いバックアップは取っていたので大事には至りませんでしたが、Gitとかでローカルで作業をしていると忘れがちになるのは私だけではないと思うのですが。

改めてフェイルセーフとは何か。と考えました。

この場合ではWinMergeに原因があるのか特定できていませんが、HDD上のファイルは書込み待ち状態になっていたと思われます。ユーザーが“更新”を実行しない限り、アプリケーションはファイルに対しWrite権限を持つべきではないでしょう。

そして前述の巡回ツールの場合では、ファイル上書きのアルゴリズムの改善が必要だと思います。恐らく既存は以下のようなものだと思います。(フローチャート書くのが面倒なので失敗パターンのみ)

(ファイル上書き開始)

[ファイルの内容を消去]

[メモリからファイルへデータをコピー]

(空き領域不足により失敗)

(終了)

フェイルセーフを考慮すれば、これは以下のようにするべきではないでしょうか。フラグメント等も当然考慮して計算する前提です。

(ファイル上書き開始)

[既存ファイルの大きさと空き領域の和がメモリ上のデータを収めるに足るか計算]

(計算結果が条件を満足しない事により中断)

とは言ったもののIO周りの低級なAPIでここまで親切な実装をすることはないでしょうね。

自分で安全な上書きアルゴリズムを作るしかなさそうです。

Project Flowerのアプリケーションも親切ではないのでHDD空き領域には余裕を持って利用して下さい…。

I♥富士通

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小学生時代は公務員だった父が所有していたOASYSで遊び

中学生時代はFM TOWNSでF-BASIC386を遊び尽くし

実家の暖房機はホットマン

PC-9821を所有していた頃も何故かFMV-TOWNSのゲームパッドを使用(D-Sub25pinだった)

最近までキーボードはbuffaloの一番安いものを使っていた。

キー配置に癖がなく打ちやすく、ストロークも好みだった。

しかしプログラマーを本職として幾年、プロフェッショナルが安物を商売道具にしていいものか?と思い、キーボードくらいは贅沢してもいいかな、と、又、職場でサイレントマウスを使ってみたらなかなか良かったので、キーボードも静かなのがいいなと思って(職場のDELLのキーボードが実にうるさかった)、キーボード選びをしてみた。

最初に買ったのはLogicoolのK120

buffaloほどではないが、とにかく安い。使ってみると、確かに静かだった。

キーのタッチはペチペチといった感じ。お世辞にも心地良いとは言えない。

そして一番気に入らなかったのが、エスケープキーが普通のレイアウトから少し右側にオフセットしている事。ファンクションキーの位置も微妙にずれていて、ミスタイプ頻発。

タッチタイピングをしていてもエスケープキーとファンクションキーの位置は割と意識している。もしこの配置に慣れたら、一般的な配置のキーボードで違和感を感じる事になってしまう。このキーボードはすぐに使うのをやめた。

秋葉原FILCOや東プレ、Happy Hacking(HHKB)も触ってみたけどどれもしっくり来なかった。

HHKBの安い方(Lite)のタッチは好みだったけど、HHKBは大学の頃BSDのマシンに付いていたけど、こんな使いにくいキーボードはなるべく使いたくないと思った。

慣れれば快適というのはわかるけど…必ずしも現場でHHKBが使えるとは限らない事を考えたら、HHKBの習熟にコストをかけてまで使いたいとは思わなかった。あとちょっと、ミーハーぽい人も少なからずいるのが嫌(全然打つのが上手じゃない人とか)。極めつけに、今のロゴはかっこ悪い。昔のHappy Hackingロゴはカッコ良かった。それはそれでミーハーぽいけれど。

そんな中、ストロークとデザインがなかなか良いと思ったのがエレコムTK-DUX31(30)BK

タッチはいかにもラバースプリングという感じでクニャクニャしている。キートップも高めで長時間打っているとちょっと疲れる。

プリセットのボタンのLEDが隙間から漏れてて、安っぽいのがイマイチ。でも値段の割に打ちやすく特にキーの刻印がかっこいいキーボードだと思った(デザインはちょっと子供っぽい?)。

その後見つけたのが、画像のLibertouch秋葉原のヨドバシにかなりくたびれた見本があったので打ってみると、これだ!と思った。FILCOや東プレとも違うタッチ。しかも大好きな富士通。迷わず注文。置いてある店が少ないのが寂しい。

しばらく自宅で使ってみたけど、本当に打ち心地がいいので、職場の分までこれにした。

残念な点:

  • 清掃のため分解したら(※保証対象外になる)、分厚い鉄板の上に本当にメンブレンスイッチが付いていた。
    メンブレン自体は普通の安物キーボードと何ら違いはない。耐久性が不安。実際、某レビューとかによると割と壊れやすい模様。
    タッチは金属製のスプリングとラバーコーンで生み出しているので、何とかメンブレンじゃないスイッチにできなかったのかな?信頼性が上がるのであればもう少し高くても絶対買うけど。
    ちなみに構造が複雑なので元に戻すのは結構大変です。
  • 40%静音化という割に、打鍵音は結構うるさい。
  • テンキー無しバージョンも欲しい。
  • デザインが古臭い。
  • 刻印も耐久性が無さそう。

気に入っている点:

  • 打ち心地が格別。踊るように指が動く。
  • 東プレほど高くない。

キーボードは好みによって評価が左右されるので、“これが最高”とは言い切れないけど、このキーボードのタッチは実に侮れない。

約半年使用しているけど、タイピングが速く正確になった気がする。